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2008.07.09

教養ある人間が時代の標準を甘んじて受けいれる――

教養ある人間が時代の標準を甘んじて受けいれるなどということは、
もっともはなはだしき不道徳的行為だ。
――『ドリアン・グレイの肖像』オスカー・ワイルド


any man of culture to accept the standard of his age is
a form of the grossest immorality.
―― 'The Picture of Dorian Gray' Oscar Wilde


ドリアン・グレイの肖像 (新潮文庫)ドリアン・グレイの肖像 (新潮文庫)
Oscar Wilde 福田 恒存

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The Portable Oscar Wilde (Viking Portable Library)The Portable Oscar Wilde (Viking Portable Library)
Oscar Wilde

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僕は常に問いたいのだ 「それで 何処へ行こうってんだよ?」。

Posted at 13:32 | Irish | COM(0) | TB(0) |
2008.07.05

自分自身の中から取り出したもの――

自分自身の中から取り出したもの以外の
何ものにも価値はないように思われる。
――『獄中記』オスカー・ワイルド



Nothing seems to me of the smallest value
except what one gets out of oneself.
―― 'De Profundis' Oscar Wilde



獄中記 (角川文庫ソフィア)獄中記 (角川文庫ソフィア)
田部 重治

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The Portable Oscar Wilde (Viking Portable Library)The Portable Oscar Wilde (Viking Portable Library)
Oscar Wilde

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僕はこの行を常々 「自分の眼で視 耳で聴き 鼻に嗅ぎ口で味わい 手に採って頭で判断した事象/事物以外の一切は 少しも信用するに足らない」というふうに意訳して 座右に置いて居る。
すると 現代の世に殆ど信用に足るものはなくなる。
永い永い歳月を人類は 少しでも便利な 少しでも豊かな暮らしを追い求め邁進して来たけれど その代償として 一個人が携わることの出来る領域を 極目と鼻の先にまで狭めてしまった。

Posted at 16:56 | Irish | COM(0) | TB(0) |
2008.06.04

不幸一般は――

(略)不幸一般は、原則である。
――『自殺について』アルトゥル・ショーペンハウアー



自殺について 他四篇 (岩波文庫)自殺について 他四篇 (岩波文庫)
Arthur Schopenhauer 斎藤 信治

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此の一行がもたらす僕への功績は 計り知れない。


Posted at 22:10 | Germany | COM(0) | TB(0) |
2008.06.03

人間、一度引潮に乗ったが最後――

アントーニオー:人間、一度引潮に乗ったが最後、きっと水底近くまで潜って
        行きたくなる、それも己の恐怖心に、否、時には怠け癖に引
        きずられて。
――『あらし』ウィリアム・シェイクスピア



夏の夜の夢・あらし (新潮文庫)夏の夜の夢・あらし (新潮文庫)
シェイクスピア

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耳が痛い(苦笑)。


Posted at 23:52 | British | COM(0) | TB(0) |
2008.06.02

意識の操作を行うとき、陥りやすいあやまりは――

(略)意識の操作を行うとき、陥りやすいあやまりは、自分にだけは他の少年たちよりもはるかに確乎としたものが出来上がりつつあるために意識の操作が可能なのだと考えることである。そうではない。私の不安が、私の不確定が、誰よりも早く意識の規則を要求したにすぎなかった。
――『仮面の告白』三島由紀夫



仮面の告白仮面の告白
三島 由紀夫

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三島由紀夫の 僕は小説より随筆 或いは自伝的作品の方へより共鳴し理解もするから きっと彼の芸術性というよりは人間性に 惹かれてここまで来たのだろう。

Posted at 03:01 | Japanese | COM(0) | TB(0) |